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終活エンディングノート書き方解説5つのポイント

エンディングノート

エンディングノートには、何を書けば良いのでしょうか?
実は、これを書かなければダメ!というものはありません。
書きたいことを何でも書いて下さい。
でも、「何でも書いて良い」と言われると、逆に「何を書いたら良いの?」となりませんか?
そこで、一般的に必要と思われる項目を5つのポイントに絞って紹介します。

  1. わたしについて
  2. お金・財産について
  3. 医療・介護について
  4. お葬式・お墓について
  5. 相続について

この記事を読むことで、終活にとって大切な役割をもつエンディングノートの書き方がわかります。
イメージしやすいように、実際のエンディングノートの画像と共に紹介しています。
この記事は順番に読む必要はありませんし、興味のある部分だけ読んでも大丈夫です。
そして記事の最後で電子版のエンディングノートを無料で入手する方法も記載しています。
ぜひ読んで下さいね。

目次

わたしについて

わたしとは、もちろんあなた自身のことです。
まずは、「わたし」について見なおしてみましょう。
自分のことは、意外とわかっていない部分もありますよね。文字にしてみることで新しい「何か」を発見できるかもしれません。
思い出やよく聞いていた曲、好きな食べ物など、何でも大丈夫です。好きなことや嫌なことも書き出してみましょう。
個人情報などについて記載しますので、他の方に見られてはいけない情報もあると思います。
記載したあとは取扱いに注意が必要です。

わたしのこと

わたしについて

お名前や住所、本籍地や電話番号、生年月日や血液型など、自分自身のことを書いてみましょう。
身分証明証などは保管場所を伝えておくのも良いですね。
「自分はどんな性格なんだろう?」と自分の性格を客観的に見つめ直すことで新しい発見があるかもしれません。
ちなみに、僕は慎重派なのか新商品を良いと認めるまで時間がかかるということに気付きました。

公共・通信/生活のこと

公共・通信/生活のこと

電気・ガス・水道などのライフラインについてや、インターネットの情報、利用しているサイトやSNSなどのIDやパスワードなどを記載します。
忘れないようにメモをしておくような感覚で記載してくださいね。
これらの情報は取扱いに十分注意してください。

家族・友人のこと

家族・友人のこと

家族を書いてみましょう。イメージしやすいように家系図風に書くのも良いですね。
書いているうちに懐かしくなったら連絡をしてみても良いかもしれませんね。
エンディングノートを書くことが、思い出や夢などを思い出すきっかけとなります。
友人のことも書いてみましょう。
友人の方の連絡先や、もしものことがあった場合に連絡をしてほしいかどうかを記載しておくのも良いですね。
所属している団体やコミュニティがあれば、それも書いてみましょう。

お金・財産について

「お金・財産について」は、これまで積み上げてきた記録を書き残すことがメインとなります。
不動産の登記識別情報(権利証)や、保険証券、預金通帳など、大切な情報が多くなりますから、取扱いには十分注意しましょう。
保管場所についてのヒントを記載する、または、保管場所は記載せず財産の存在を記載しておくだけでも十分な効果があります。

預貯金・株式・投資信託

預貯金・株式・投資信託

郵便局の貯金や、銀行などの預金がどこにあるのか書きましょう。
書いているうちに、「使っていない口座が多いなぁ」などと思った場合は、口座を減らしておくと管理しやすくなります。
ネットバンクなどで通帳がない場合は書いておかないと家族のかたなどが気付きません。
株式やカード情報、電子マネーなども、紙のデータが無い場合は書いておかないとわかりません。
信頼できるかたに情報を伝えておくことも考えてみましょう。

生命保険・不動産

生命保険・不動産

加入している保険や、持っている不動産について書いてみましょう。
難しい場合や面倒な場合は、保険証券のコピーを張り付けたり、不動産の登記事項証明書のコピーを張り付けておくのも良いでしょう。
保険証券の保管場所や、不動産の登記識別情報(権利証)の保管場所を記載する場合は、取扱いに注意して下さいね。
相続となった場合、保険は民法と税務で取扱いが変わってきますので、どのような保険に加入しているかを伝えておくことは大切です。

友人や知人に貸しているお金・その他資産・負債

友人や知人に貸しているお金・その他資産・負債

友人や知人に貸しているお金は、誰にもわからないことがあるので伝えたい場合は書いておかないとわかりません。
その他、エンディングノート内に書く場所が無かったものも、価値があるものや、残しておきたいもの、伝えたいことなどがあれば書いておきましょう。
そして、敬遠しがちですが、ここで最も大切と言っても過言ではないのが負債です。
もしものことがあった場合、受け継ぐ人が負債の存在を知らないと困ってしまうことがあります。
なかなか書き辛い部分もあると思いますが、書いておくことが望ましいです。

医療・介護について

病気やケガについて、また持病について気になる点を書き出してみましょう。
また、超高齢社会においては認知症となることも珍しくありません。
認知症や脳梗塞、病気やケガなどで介護が必要となった場合、誰にどのようにしてほしいかを書いておくことはとても重要です。
周りの方々のためにも書いておきましょう。

医療・介護

医療・介護

アレルギーや持病、いつも飲んでいるお薬、かかりつけの医師など、普段の生活にも欠かせないことから書いてみましょう。
延命治療についての考え方や、告知、尊厳死宣言など、少し突っ込んた内容があります。
「まだ何も考えていない」「興味がない」という場合は、飛ばしても大丈夫です。
興味がある部分から書いていきましょう。
介護についても、その時がくるまでわからない点が多いと思います。
好きな食べ物や趣味、介護をしてほしい人や、介護をしてくれそうな人を考えるくらいから初めてみましょう。
認知症などで判断能力が低下した時のことが気になる場合は、気になる点を書いておくのも良いと思います。

お葬式・お墓について

もしもの時にご家族などまわりの方々が冷静に判断できないこともあります。
葬儀社などから言われるがままにならないよう希望等を記載しておきましょう。
互助会などへの加入を葬儀が終わってから知るということが無いように書いておきましょう。
お墓を受け継ぐかたを考えることや、新たに用意する場合は費用を考えることでご家族の負担を減らすことになります。

お葬式

お葬式

自分自身のお葬式のことを考えるのは気が重い。
というかたもおられます。
逆に、遺影を用意している、互助会や葬儀社などに加入して準備をしている。
というかたもおられるでしょう。
気が重い場合は、飛ばしても良いです。
逆に準備している場合はぜひ書いて下さい。
家族や知人などにあらかじめ伝えている場合でも、いざという時に思い出せないかもしれない。
そんな時にノートがあれば、伝わります。

お墓

相続に関する希望

お葬式と同様に気が重いというかたは飛ばしても大丈夫です。
希望の埋葬方法がある。というかたは、書いておくと良いでしょう。
希望が叶うかどうかはわかりませんが、ノートを見た人が希望に添うように行動してくれることも考えられます。

相続について

エンディングノートに相続についての希望を書いても法的な効果はありません。
(ノートの裏などに自筆証書遺言の形式に則って記載し、押印した場合は、有効な遺言書となる場合もあります。)
しかし、逆に言えば形式にこだわらずに自由に書くことができます。
法的な効果はなくとも、家族のかたへのメッセージとしての効果は期待できます。
また、ここに書いたことをもとに遺言書を書くこともできます。
まずは気軽に希望を書いてみましょう。

相続に関する希望

相続に関する希望

祭祀承継者、難しい言葉ですね。
お墓や仏壇などを守ってもらう人、管理してもらう人というイメージで大丈夫です。
遺産の分け方の希望などもあれば書いてみましょう。

遺言書・形見分け・遺品整理

遺言書・形見分け・遺品整理

遺言書を書いていても発見されなければ、ご希望に添えないことになります。
公正証書遺言の場合や、法務局に自筆証書遺言を保管してもらっている場合は、安心ですが自分で保管している場合は注意しましょう。
逆に、見てほしくない人には、見られないようにすることも大切です。
このページも取扱い注意ですね。
形見分けは、受け継いでほしい物などを渡したい人と一緒に書いておくと良いです。
遺品整理については、予め依頼している場合は必ず書きましょう。
また、お願いしたい業者がいる場合も書いておくことをお勧めします。

まとめ

エンディングノートについて5つのポイントに絞って説明しました。
実際のエンディングノートの画像と一緒に説明しましたので、何もないよりはイメージできたと思います。
枠組みは紹介しましたが、中に何を書くかは自由です。
もちろん、今は書かずに暫くしてから書くということでも良いと思います。
エンディングノートに自分の希望を書くことで、新たな目標や、生き甲斐が見つかることを願っています。

エンディングノート入手方法【終了致しました】

最後まで、読んで頂きありがとうございました。
ここまで、読んで頂いたということは、エンディングノートに興味があるかただと思います。
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【2023.07.11追記】
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